
良い住宅メーカーの選び方として、「設備の質」「担当者の対応」「アフターサービス」の3点について解説しています。
家づくりの成功を左右すると言っても過言ではない「住宅メーカー選び」。ここで失敗をすると取り返しのつかないことになりかねないため、最も大切にしたいポイントをまとめてみました。
住宅を建てる際に注目したいのが、住宅の設備。床暖房・浴室乾燥機・ウォークインクローゼットといった住宅設備から、基礎・構造・外壁材・断熱材などの仕様も含まれます。
どの住宅メーカーにも標準仕様というものがあり、それよりもさらに良いものを使うとなるとオプション価格が発生。最初の標準仕様のグレードが低いと、オプションが積み重なってあっという間に予算オーバーになってしまいます。
そのため、住宅メーカーを選ぶ際には標準仕様のグレードにも注目しておくと◎。最初からグレードの高い設備を採用しているメーカーであれば、オプションをつけることなく高品質な住宅が実現します。
住宅メーカーの担当者・営業マンとの相性のよさも、重要な判断材料となります。家を建てるのに必要な期間は、少なくとも半年以上・長くて1年ほど。その間、相談や打ち合わせ行ったり、デザイナーや大工などとの窓口になるのは担当者です。
その人とうまくコミュニケーションが取れなかったり、態度が横柄だったり、話しにくい雰囲気だとしたら・・・せっかくの家づくりがつらい作業になってしまいます。そんな事態を避けるためにも、感性の合う人・話が合う人・説明が分かりやすい人・誠意のある人・情熱のある人と組みたいものです。
家が建って引き渡しが終わってからも、住宅メーカーとはアフターサービスという形で付き合っていくことになります。定期点検の頻度や内容・保証期間・緊急のメンテナンス(雨漏りや設備の不具合など)を要する際の対応方法などを、事前にしっかりと確認しておきましょう。
その際に、どこまでが無償でどこからが有償になるかも聞いておくと安心です。また、メンテナンスの依頼や相談を使用と思ったら会社が倒産していたなどというケースもあるため、会社の実績・信頼性なども考慮しましょう。