狭小住宅の施工事例の中から、階段・スキップフロアの実例を写真付きでご紹介しています。
狭小住宅の限られたスペースを有効活用するにあたり、重要な位置を占めているのが階段・スキップフロア。その位置やデザインによって部屋の明るさ・生活動線・空間の広がりがガラリと変わってくるのです。狭小住宅では実にさまざまな階段・スキップフロアの工夫が見られるので、ぜひ実例をチェックしてみてください。
引用元:9坪ハウス公式HP
(http://boo-hoo-woo.com/housing/portfolio/pjt_originaldesign/fj_house/)
敷地面積約9坪の変形地に建つ狭小住宅ですが、商業地域のため容積・高さを面積いっぱいに使えるのが特徴。そんなメリットを活かした天井高2.7mのリビングに設置された階段は、オープンにすることでより広がりを感じられる空間に。南側に設置された窓から差し込む光は階段を伝わり、家全体を明るくしてくれる仕様です。
引用元:東京組公式HP
(http://tokyogumi.jp/works/su-ki-ma-house)
極端に細長い敷地に作られた狭小住宅。しかし、「どんなに狭い土地でもその上は広大な空」という発想から、大胆にトップライトを確保して光あふれる空間を実現しています。そんな自然の光を下階へ伝えるため、階段はスケルトン仕様。木の持つぬくもりと明るさが、安らぎの住まいを演出します。
引用元:BLISS公式HP
(http://bliss-d.com/construction/ex10.php)
L字型という変形地に建てられた約16坪の狭小住宅。家の中をできるだけ明るくするため、自然光と風を通すフロアユニット「グレーチング」を階段スペースに使用しています。グレーチングのおかげで上階からの光が遮られることなく、下階までしっかり入ってくるのが特徴。住まいに個性をプラスするという意味でも優秀です。
引用元:スモールハウス公式HP
(http://www.small-house.jp/result/西早稲田の住宅f邸/)
12坪に建てられた、細長い形の木造3階建て狭小住宅です。スキップフロアを用いることで縦の空間を活用し、居住スペースをより多く確保。スキップフロアによるほど良い視線の抜け感も細長形状には有効で、窮屈な感じを軽減してくれます。上部にはグレーチングを使用し、光が遮断されるのを防止。トップライトからの光で、明るさも十分です。
引用元:フリーダムアーキテクツデザイン公式HP
(http://www.freedom.co.jp/architects/narrow/ナンカイハウス.html)
東京都心部の厳しい条件下において、「可能な限り床面積を確保したい」という要望に応えた住まい。フロアをずらしながら空間を確保するスキップフロアで、依頼主の要望と敷地のポテンシャルを活かしています。各フロアが近い位置でつながっているため、どこにいても家族の気配を感じられるのも◎。